コラム

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ー戦略をたてて、それを実行する人を増やすー

コラム

published 2019.06.20 / update 2019.06.20

受託業務を受けつつ自社サービス開発を進める場合の具体的な時間配分は…ズバリ○○%!

受託業務を受けつつ自社サービス開発を進める場合の具体的な時間配分は…ズバリ○○%!

前回の記事では、

「受託業務を受けつつ、自社サービス開発も進めたい。その配分をどう考えればよいか。」

というIT業界での起業のお悩みに対して、

①すごい自社サービスのアイデア、構想があり、実現までの道筋もある程度見えているなら、必要な資金を集めてそのサービス開発に100%力を注げばよい

②そこまでは至っていないのであれば当面の食い扶持を稼ぐために受託業務をやるしかない

とお答えしました。

IT業界で独立・起業することになりました。受託業務と自社サービスの配分はどのように考えればよいでしょうか?

そして、現状は②という方はかなり多いと思います。

では②の場合に、どれくらい受託業務をやるべきかということが次の問題になります。

受託業務が格下というわけではないので、そのまま受託業務に専念するのもアリ

当たり前ですが、普通に生活していくために必要なお金を稼ぐ必要があるので、少なくともそれくらいは受託業務を受けるのが現実的だと思います。

もちろん、「普通に生活していくために必要なお金」は人それぞれです。

独身でわりと質素な生活をするのであれば、あまりお金はかからないかもしれませんが、家族やお子さんがいてかなり受託で稼がないとならないケースもあるでしょう。

そうすると、受託業務でかなり忙しくなって、本来やりたい自社サービスにかける時間がなくなってしまいます。

そして、受託業務で忙しくしながら生活には困らないお金を稼げるようになると、人によっては「このままでいいか」という考えがだんだん大きくなってくることもあると思います。

前回の記事でも書かせていただきましたが、自社サービスと比較して受託業務が格下ということは全くないと思いますので、そのまま受託業務をやっていくというのも、もちろん一つの選択肢です。

自社サービス開発に充てる時間は20%では少ない?!

ただ、大きな経済的成功にもつながりやすい自社サービス開発はやはり魅力的ですし、それにチャレンジすることには大きな意味があると思いますので、意欲のある方は、なんとか受託業務の合間に時間を捻出して、ぜひ自社サービス開発も進めていただきたいです。

勤務時間の20%を自分のやりたいことにあてさせる大企業もありますが、自社サービス開発をするなら20%ではやや少ないように思います。

週5日労働(自社サービス開発という大変なことに挑戦するなら週5日労働自体ちょっと甘いように思いますが)として、そのうちの20%だと週に1日に相当します。

週に1日だけ考えて、すごいサービスが提供できるだろうかというと、ちょっと怪しいです。

感覚的な話になってしまいますが、せめて40%(週に2日相当)程度は確保したいところです。

自社サービス開発に充てる時間の理想は?

これらを踏まえると、

・最低限、自分の生活レベルに必要なだけは受託業務で稼ぐ

・一方、自分で使えるリソースの40%程度は自社サービス開発に充てるので、受託業務は60%以内に抑える

というのが基本方針になるかなと思います。

受託業務を受けるとある程度安定的にお金が入ってくるため、「もう少し受託業務を増やそうかな」と思いがちですが、よりよい自社サービスを開発するためには上限(上記では自分のリソースの6割)を決めておくのがよいかと思います。

 ユアスト 江村さん

ユアスト 江村さん

締切のある受託業務はスケジュール上、優先せざるを得なくなる場合が多く、知らず知らずのうちに自分のリソースを侵食しますので、計画的に行い、自社サービス開発用の時間を確保したいですね。